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虫刺され ~蚊~

2013.09.6  【病気について

 長かった梅雨もようやく明けて、きらきらした日差しが降り注ぐ夏がやって来ました。空を見上げると白く光る入道雲が風にゆっくりと流されて気持ちよさそうです。そういえば数日前から蝉も鳴いていますね。
 お子さん達が夏休みに入り、一緒に公園や庭など戸外で過ごす機会が増えたことと思います。うっすらと暗くなりかけた頃、痒みを覚えてふと見ると蚊に刺された跡。今回は久しぶりの夏の発行ですので、虫刺されの中でも特にこの時期、誰もが経験する「蚊による虫刺され」を取り上げたいと思います。

 日本には100種ほどの蚊がいるそうですが、公園や庭などではヒトスジシマカ、室内ではアカイエカが多いようです。動物の血を吸うのは卵を産む前のメスに限られていますが、蚊は刺したとき唾液を皮膚に注入し、血を吸います。赤く痒いといった皮膚の反応はこの唾液に対する反応です。
 この反応には刺されて1~2分で赤く痒くなり、2時間程度で消えるもの(すぐ出る反応)と、刺されて5~6時間後から徐々に見られ、1~2日後にピークとなるもの(遅く出る反応)があります。一般的に蚊に刺されたことが少ない乳幼児期には比較的強い遅く出る反応を示しますが、その後だんだんとすぐ出る反応が見られる人が多くなり、さらに年を重ねると何の反応も示さない人が増えてきます。反応の程度は体質や刺された頻度によっても異なります。このほか刺された部位が血豆となり皮膚に穴が開いて熱も出るといった極めて強い反応を示す重症蚊刺過敏症もあります。
 治療としては、症状が軽いものであれば市販の虫刺されの塗り薬で良いと思います。しかし、赤みや痒みが強い場合はステロイドの塗り薬が効果的です。さらに症状が強い場合には、抗ヒスタミン剤やステロイドの飲み薬が必要になるときもあります。
 一番大切なことは蚊に刺されないよう予防をすることです。皮膚を露出しないような服を着たり、スプレータイプの虫除けを使う、また室内では蚊取り線香やコンセントに差し込んで使用する蚊取り装置もあります。それらのものを上手に使ってみましょう。

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雑色皮フ科

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